毎月20日21日22日は「どら焼」の日です。
2007年3月 「摺播峠(すりはりとうげ)」
彦根市郊外、琵琶湖を見渡せる「摺針峠」に伝わるお話です。まだ修行中の弘法大師がこの峠にさしかかった時の事でした。一人のおばあさんが一心不乱に石で斧を磨いています。訳を尋ねると、大切な針を折ってしまったので、斧を磨いて針にするとの事。大師は、ひとつの目標に向かって一生懸命精進しているおばあさんの姿に深く感銘。同時に自分の努力がまだまだである事を悟り、いっそうの修行を心に誓ったのです。その後、再びこの峠を訪れた大師は杉の若木を植え「道はなほ学ぶることの難(かた)からむ 斧を針とせし人もこそあれ」の一首を残しました。以来、峠は「摺針峠(磨針峠)」の名になったという事です。
そんな摺針峠の最寄り駅は、近江鉄道鳥居本駅。
早春の一日、ハイキングがてら訪ねてみてはいかがでしょう。



