毎月20日21日22日は「どら焼」の日です。
2007年8月 「橋杭岩(はしくいいわ)」
その昔、弘法大師と天の邪鬼(あまのじゃく)が、熊野地方を旅したときのお話です。二人はなんと一晩で沖合いの大島まで橋を架ける競争をしたのです。そこで大師は橋脚にするための大岩をいとも簡単に次々と海に突き立てていくではありませんか。このままでは負けてしまうと思った天の邪鬼は悪知恵を働かせて「コケコッコー」と大声でニワトリの鳴きまねを…。この鳴き声に「おや、もう夜が明けたのか」と、かんちがいした大師。作業を中止したため、橋は完成することなく大小四十余りの岩が残ったということです。その不思議な光景は現代では国の名勝・天然記念物に指定されています。
日本の朝日百選の認定も受けている「橋杭岩」。波間にただよいながら眺めるのも、また一興です。



