笹屋伊織のどら焼

毎月20日21日22日は「どら焼」の日です。

7月 「露の香」(竹筒入り水羊羹)

夏のお菓子で一番のお勧めは、竹筒に入った水羊羹です。みずみずしい青竹から、すべり出る水羊羹。なめらかな舌ざわり、口の中で溶けてしまう繊細な甘さ、まさに至福のひとときです。
さて…美味しく頂いた後の青竹。なんと、一本の若竹から3〜4本しか採れないのだとか。「もったいない。何かに利用できないものか…」と思っては見るものの、せいぜい「一輪ざし」くらい。「水鉄砲」という案も結構ありました。

そう思っていた昨年の夏、もともとはお客様で、今はお友達としてお付き合いをさせて頂いている絵手紙の石田季実枝先生がお見えの際に、この露の香をお出しすると、「この青竹、いただけないかしら?」と目を輝かせておっしゃいます。何に使われるのかとお尋ねしても、「いいコト思いついたの! 楽しみに待っていて。」と微笑むだけ。 後日、私のもとに郵便が。季実枝先生は、竹筒の高さに合わせた和紙を巻紙の手紙にして竹筒の中に入れ、四角く切った和紙で口をふさぎ、 和風の紐で結んで下さっていました。こんな素敵なお手紙を頂いたのは初めてで、本当に感激いたしました。 ますます、夏のお菓子で一番のお勧めは、竹筒に入った水羊羹です。

お知らせ…石田季実枝先生が個展を開かれます。「さわやか絵手紙展」 2003年7月29日(火)8月3日(日)
名古屋市民ギャラリー8階
(名古屋市中区栄4-1-8 Tel/052-265-0461)

石田季実枝先生の作品
石田季実枝先生が私に送ってくださった絵手紙です

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