笹屋伊織のどら焼

毎月20日21日22日は「どら焼」の日です。

5月 「一周年を迎えて」

ホームページを開設いたしまして、まる一年が経ちました。
女将の部屋のエッセイも、「毎月1日に更新しよう!」…と決めましたのに、ついつい遅れてしまう月もございまして、今月は、お休みにしてしまおうかな…などと思っていると、「体調を崩されたのですか?」と心配してくださるお客様がいてくださり、ありがたく、また申し訳なく、慌ててパソコンに向かっておかげさまで、こうして1年間続けることが出来ました。

「女将の部屋」を作るに当たっては、これでもずいぶん悩みました。実は、京菓子屋の奥さんを「女将」という呼び方はしません。 以前、NHKの朝の連続ドラマ「あすか」という番組で、京都の和菓子屋の奥さんを「女将さん」という呼び方をしていましたが、全国の視聴者が分かりやすいようにとの配慮だったのでしょう。そのせいか、各地からテレビや雑誌等の取材に来られる方は私を「女将さん」とお呼びになる方が多いように思います。

そもそも和菓子業界は男の世界で、奥さんが出る幕は全くありません。そんな中で、あえて「女将」と名乗り、ページを作ることは京都の老舗だけに、ためらいはあったものの、結婚して10年、全く違う世界から飛び込んできた私の目で見てきたこと・感じてきたことを、ありのままに発信したいという思いに10代目である主人が、「何でも、やるのであれば一番最初にやることに意義がある」と背中を押してくれました。京都に居ながら、世界の人と出会うことが出来る。つながっていくインターネットの世界は素晴らしいですね。

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