笹屋伊織のどら焼

毎月20日21日22日は「どら焼」の日です。

9月 「月見団子」

「今年のお月見は、普通の月見だんごが食べてみたい」と、うちの子供達が言います。京都の月見だんごは、「普通」では無い…と、子供ながらに分かっているのがおかしくなります。
幼い頃、月の鑑賞よりも、母が作った真ん丸の白いお団子にお砂糖をつけて、弟と取り合いながら頬張っていた私も、初めて京都の月見だんごを見た時には、「へぇ〜」と目を丸くしたのを思い出します。
中秋の名月。古来から、作物の収穫を感謝し、秋の実りである里芋をお供えすることから、別名「芋名月」と呼ばれています。京都の月見だんごは、里芋の形をさせたお団子に、皮に見立てた餡を巻いています。その姿は、お月さんに雲がかかっているかのようにも見えます。そもそも、なぜお団子か…?というと、里芋を供えた風習の代わりだとか。ならば京都の月見だんごは、より忠実なのかもしれません。
今年の中秋の名月は28日。笹屋伊織では普通の月見だんごは作っておりませんので、子供のリクエストに応えるのは、少々面倒くさい。職人に無理をお願いしようか。母に作ってもらおうか。それとも私が?お天気の心配よりも、だんごの心配。あ〜月よりだんご。

月見団子
月見だんご

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