毎月20日21日22日は「どら焼」の日です。
6月 「よひらの花」
京菓子は五感で楽しむと言われます。 目の前に出されたお菓子に、まずは視覚で色や形の美しさを楽しみます。次に、ほのかな甘い香りを臭覚で、触覚で口当たりを、味覚で味を楽しみます。では、残る聴覚。お菓子を聴いて楽しむとはどういうことでしょう?京菓子には古来から美しい菓銘がつけられています。その菓銘を聴くことで、お菓子からのメッセージを感じることが出来ます。
梅雨の時期になると、紫陽花のお菓子が店先にならびます。ふつうのお花は5枚以上の花びらをもっていますが、紫陽花の花びらは4枚で出来ていることから、別名「よひらの花」と呼ばれ、お菓子の名前に用いられます。響きが美しくて大好きな菓銘のひとつです。紫陽花のお菓子に、そのまま「あじさい」と名づけるよりもイメージが膨らみませんか?。
笹屋伊織のあじさいのお菓子は、錦玉製の上生菓子「よひらの花」とくずの棹菓子「ひとひらの」透明感が雨露にぬれた紫陽花を表現しています。
錦玉・・・琥珀ともいう。寒天を煮溶かして砂糖を加え、煮詰め冷やし固めたもの。
「よひらの花」

「ひとひらの」




