2018.10.28

豆知識

猪にあやかって無病息災を願う日

日本には古くから大切にされている四季折々の行事があります。

冬が近づき、寒さも本格的になる11月は、十二支の亥の月にあたります。

古くから、亥の月・亥の日・亥の時間に亥の子餅を食べると、

万病を防ぐという風習があります。

これは、平安時代の宮中行事「亥猪餅(げんちょもち)」が由来とも言われています。

またイノシシは火の使いであることから、この日にコタツや火鉢を準備すると火事にならないと言われ、

茶道では炉開きを行います。

笹屋伊織の亥の子餅は、さらしあんでほんのりと色付けをしたやわらかなお餅に、

イノシシの子供の模様を模した黒ゴマを練り込みました。

なめらかなこしあんが美味しさを引き立てます。

子だくさんのイノシシにあやかって、子孫繁栄の願いも込めた亥の子餅。

古くから日本人が大切にしてきた行事を、京菓子の老舗として笹屋伊織は伝えます。

 

2018年11月3日(土)21:00~23:00が亥の月・亥の日・亥の時間です。

亥の子餅は笹屋伊織各店にて11月1日より販売いたします。ご予約も承っています。

※オンラインショップでのお取り扱いは致しかねます。

※店舗によっては取り扱いのない店舗もございます。予めご了承くださいませ。