「えっ!これがどら焼ですか?」
笹屋伊織の代表銘菓どら焼をご覧になった方は、皆様とても驚かれます。
笹屋伊織のどら焼には6つの不思議がございます。
江戸時代末期、五代目当主・笹屋伊兵衛が、京都・東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受け 鉄板の代わりに、お寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから「どら焼」と名付けられました。
熱した鉄板の上に生地を流し、棒状にしたこし餡を転がすようにして包みます。 こうして、モチモチとした秘伝の薄皮がまるで年輪のように美しく巻かれて円柱型になります。 羊羹の次に古い棹菓子とも言われています。
お坊さんの副食として作られたどら焼。 仏の教えで「殺生」を禁じられていたお坊さんは動物性食品を摂らなかったため 卵は使用していません。
もともと一般販売はしておらず、弘法大師ゆかりの東寺にだけ納めていたどら焼。 その美味しさが町中に広まりましたが、手間ひまかかり大量に作ることができないため 弘法大師の月命日である「弘法さん」に合わせて、毎月21日のみ販売することになりました。 1975年より期間を3日間に延ばし、毎月20、21、22日とさせていただいております。
昔から、抗菌作用のある竹の皮は、食材を包んで保存するのに優れていました。 また、竹の皮ごと切っていただくと、手を汚すことなく竹の皮をむきながらお召し上がりいただけます。 忙しいお坊さんの副食として作られたので、合理的に召し上がって頂けるよう考案しました。
※竹の皮はお召し上がりいただけません。
常温で十分おいしく召し上がって頂けますが、下記の方法もお試しください。
※オンラインショップでは、20・21・22日にお手元に届くように予約販売をしております。
原則毎月11日を締め切りとして、その月の19~21日に発送しています。
例)10月18日のご注文は、11月20日~22日のお届けです。
※詳細はご注文後に届くご注文受付メールをご確認ください。