2019.10.29

豆知識

忘れられた風習を共に守りませんか?

みなさまは「亥の子餅」をご存知ですか?
無病息災と多産の猪にあやかり、子孫繁栄を願って
亥の月、亥の日、亥の時間に亥の子餅を食べる習慣が
平安時代から始まり、やがて民間に広まりました。
また猪は、五行思想の水にあたり、
この日にこたつを出したり、囲炉裏に火を入れると
火災から逃れられると言われています。
亥の子餅は、茶道の炉開きに使用される
お菓子でもあるのです。
今年の亥の日は11月10日
亥の時間は21時から23時です。

あまり知られていない風習でもあることから、
亥の子餅を販売する和菓子屋さんも減ってしまいました。
笹屋伊織では、和菓子を販売することで、
風習や文化も守りたいと願っています。

笹屋伊織店頭では亥の子餅の販売を11月5日から行います。
ご予約も承れますので、ぜひ店頭にてご相談くださいませ。

文化や風習は、それを守る店と愉しむ人の力があってこそ、
繋がっていくものです。
今年の亥の日には大切な方と、風習を楽しみ、
文化を守りませんか?